アーケード考察

アーケードでSTGをやってきて、普段PCでやっている身として刺激になったので何か考察。
アーケードをPCと比較すると

  1. 画面が大きい
  2. 周囲がうるさく、イヤホンもつなげない
  3. 縦画面が可能
  4. 入力機器がスティック+ボタン
  5. プレイするのにコインいっこ必要

それでまず1番。アーケード筐体は画面が大きく、その割りにゲーム自体の解像度はPCゲームと大して変わらない。その結果視点の移動量が大きく、細かい部分が見やすくなる。視点の移動量が大きいということは、つまり画面を大きく見るのが難しく、その結果弾を避けつつ敵を撃つ行為や、高速弾への対応が難しくなる。細かい部分が見やすくなるのは、ぎりぎりの弾避けがやりやすくなる。これらを総合すると、パターン化をすることが前提にあって、濃い弾幕の気合避けに適した環境である。
次に2番。ゲームセンターというのは基本的にうるさく、ゲームの音が聞こえにくい。そのため、音楽を使って道中のパターンを覚えたり、効果音から状態を判断するようなことが難しい。1番の理由により視覚的情報が得づらいうえに聴覚的情報も得づらいため、プレイに多大な集中力を必要とする。
3番。PCでは画面を縦置きするのは困難なので、縦シューではメインのゲーム画面の横にスペースが出来てそこにいろいろなデータを表示する。一方、アーケードでは縦の画面をフルにゲーム画面に利用するため、データはプレイの邪魔にならないようゲーム画面の上部に表示されることが多い。自機は大抵画面の下のほうにいるので、それらを確認するためには1番の効果も合わさって特に大きな視点移動を要求する。なので、大量の情報を必要とする複雑なシステムはアーケードでは難しい。


4,5番は精神状態のせいもあってプレイしていて気にならなかったので特にない。”アーケードは商業でPCは非商業が多い”という要素もあるのだがその辺りは難しいので省略。
で、まとめると、”アーケードのSTGはゲーム本来の難易度以上に難しかったです。おわり”。